- 頻尿
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子宮に膀胱が圧迫されて、頻繁に尿意を覚えること。
特に、子宮が急に大きくなる妊娠初期と、赤ちゃんの頭が下りてくる妊娠後期は、圧迫されやすく頻尿になりやすい。
実際には尿がたまっていないので、少量しか出ないこともあります。
妊娠に伴う生理現象なので、心配せずに過
- 痔ろう
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大きくなった子宮が直腸静脈を圧迫して、うっ血を起こすために起こります。
うっ血からこぶのように膨らんでいぼ痔になったり、
排便のときのいきみで切れ痔を起こしたりします。
便秘を避け、患部を清潔に保ち、香辛料の多い食事は控えるなどの対処をしましょう
- 便秘
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妊娠中分泌される黄体ホルモンの作用で、腸の働きが鈍くなることから起こります。
大きくなった子宮に腸が圧迫されたり、運動不足からも悪化します。
水分を多く取る、繊維の多い食事を取る、決まった時間にトイレに行くなど、自分に合った対処の方法を見つけるようにしましょう
- こむらがえり(足がつる)
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ふくらはぎや足の裏がつること。夜寝ている間などに起こります。
体のバランスが変わり、下半身に負担がかかることからくるのが主な原因です。
カルシウムの不足からくることも多いので、カルシウムの豊富な食事をこころがけましょう。
- 静脈瘤
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静脈内の血液がたまり、こぶのようにふくらむこと。
子宮が大きくなるにつれ、下半身の静脈が圧迫されるために血液の流れが滞り、血管内の組織の弱いところに血液がたまってしまいます。
太腿や膝の裏、ふくらはぎなどに出ることが多いですが、外陰部や膣周辺にもできることもあ
- 足のむくみ
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大きくなった子宮に、下半身への血管が圧迫されて血流が滞ることから、足のむくみなどが起こります。
特に妊娠後期には、血管の通りをよくするために水分の多い血液になり、全体の血液量も2~3割増えるので、腎臓の老廃物処理も追いつかず、むくみやすくなります。
長時間同じ
- 腰痛
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急激におなかが大きくなるので、バランスを取ろうとするために、背中を反った姿勢を取りがちになり、腰へ負担がかかることから起こります。
また、出産に向けて、骨盤の関節や子宮を支える靭帯が緩んでくることから、さらに腰に負担がかかることも、腰痛の原因になっています。
- つわり
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嘔吐・吐き気、胸焼け、食欲不振、嗜好の変化、だるさ、食べづわり(何か食べていないと気持ちが悪い)、などが主な症状です。
妊娠5~6週ごろから始まり、7~9週ごろにピークを迎え、11~12週ごろにはおさまってくる場合が多いですが、その期間や症状の程度には個人差が
- 妊娠中の体調の変化について
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新しい命を育てるために、ママの体はめまぐるしく変化していきます。
この期間、ママ自身もさまざまな体調の変化を感じることでしょう。
妊娠初期に起こるつわりから始まって、おなかが大きくなるに従い、マイナートラブル(大事には至らない不快症状)が次々と起こってきます。